会長のご挨拶
   
   電気硝子工業会は、電気製品等に使用される「ガラス製品」の開発・普及を通じて、社会に貢献しようと志す法人が組織している団体です。その特徴や目指している方向性についてご案内致しますので、是非ご理解をいただきたくお願い申し上げます。
     
1. 発足の経緯と目的
     
  電気硝子工業会は、戦後の混乱期のさなか、GHQの内示に基づき商工省から発せられたガラス製品重点生産方針を契機として、1946年11月に日本電気硝子工業会(前身)として発足しました。当時は電球や、ラジオの普及に欠かせない真空管を、早期にかつ充分に社会に供給しなければならないという重要な使命を果たすべく活動を開始しました。これ以降70年以上にわたり、日本の電気産業界の発展に寄与すべく活動を行って参りました。
     
2. 事業領域
     
  事業領域は、スタート時点は電球・真空管用ガラスでしたが、現在では次のように大きな広がりを持ってきております。
     
  テレビ等のディスプレイ用・・・ブラウン管、LCD-TFT用基板、PDP用基板、
                                             有機EL用基板、投射管等
  スマホ等携帯用・・・各種ディスプレイ基板、カバーガラス等
  照明用・・・蛍光管、電球、LED管等
  映像用・・・プロジェクター用ランプ、レンズ等
  家電用・・・電子レンジ用、洗濯機用、冷蔵庫用等
  PV用・・・ カバーガラス等
  その他各種電気製品に使用されるガラス部材
     
3. 活動内容
     
  電気硝子工業会は、電気ガラスの技術開発や普及を通じて産業の発展に寄与すべく、次のような活動を行っております。
     
  行政情報(含:統計資料)の収集と意見交換
  先進的な電気ガラス関連技術の共有
  REACH規制や地球温暖化防止への寄与等、環境対策へ貢献するための活動
  次世代ディスプレイに役立つ技術勉強会
  先進的工場の見学
  ガラス産業連合会との交流
     
  また、当工業会は、ガラス製造は大量のエネルギーを消費する産業であるとの認識に立ち、省エネルギー、省資源、製品リサイクル、CO2削減等、地球環境保全に資する新たな技術、製品の開発にも取り組んでおります。さらに、技術セミナーの主催等を通じて、広く産官学の連携を取りながら、業界の明日を担う人材育成にも努めております。
     
     
    電気硝子工業会会長

旭硝子株式会社 常務執行役員
小林善則